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がんって治るの?

昨今のがん治療の現場では、
世界規模で統合医療の需要が高まっています。

国の発がん因子に関する統計によると、環境性発がん因子が男女とも80%を占めており、なかでもとりわけ食物の占める割合が最も大きいことが分かっています。
このため米国の医療機関では、メガビタミン療法(分子整合栄養医学)による代替医療の研究と治療が盛んに行われるようになりました。

また近頃、欧米諸国では化学療法から包括医療にシフトする傾向にあり、現代医学の現場でも末期やターミナル患者さまに対しては、痛みなどの症状を取り除く治療を基本とし、精神療法や栄養療法を取り入れています。
そのため、通常完治を望めないとされる再発や末期進行がん患者さまが化学療法を受ける割合は、国によって随分異なっているのです。ヨーロッパではわずか10%以下であるのに対し、カナダではおよそ40%、アメリカ合衆国では80%にも及ぶという報告もあります。

このメガビタミン療法(分子整合栄養医学)や栄養療法といった治療は、がん栄養療法の父として有名なドイツ人医師ゲルソンが起源です。
ゲルソン医師は、がんを「全身病」と定義しました。
「がんは、栄養代謝の乱れから起きる病気である。つまり、がんという病気の正体は、がん細胞を増殖させた栄養代謝の乱れ、いわば体内環境そのものであある。がん細胞や腫瘍は、その結果として見える表面的な症状に過ぎない。」と、ゲルソンは捉えました。
30年にわたり、がん患者を治療したゲルソン療法はいまでも有名です。

たとえば、一般に実験動物移植がんは悪性度が強く、比較してヒトのがんはそれほど悪性が強くないと言われています。
それにもかかわらず、ヒトのがんでは転移が多く、動物移植がんでは少ないのです。 
これは、ヒトががんを発症するメカニズムは、がん細胞が増殖しやすい原因が体内環境にあることを示唆しています。
免疫機能が著しく低下したヒトの体内環境では、がんは成長増殖し、転移もします。
対して動物実験移植がんでは、健康な動物にがん細胞を移植するので、正常に免疫機能が働いて、がん細胞の増殖を抑制し退縮させ、また転移も防いでいるのです。

この体内環境を悪化させ、免疫機能などの生体防御機能を低下させた原因が、栄養代謝の乱れであり、そもそものがんの原因といち早く気付いたのがゲルソン医師でした。

このようにがんを根本から治療するためには、がんを部分的な「腫瘍そのもの」として捉えるのではなく、腫瘍を増殖させたそもそもの原因、「代謝障害」すなわち栄養代謝の乱れをしっかり理解することが大切です。

病態には大きく分けると器質性疾患と機能性疾患に分けられます。
現代医学では、MRIやCTスキャン、レントゲンなどで腫瘍組織そのものである「形の異常」(器質性疾患)を詳しく調べることが可能です。
しかし、がんを引き起こしたそもそもの原因である「代謝障害(栄養障害)」(機能性疾患)を見つけることができません。
これは、健康保険を使った一般的ながん医療の範囲内では保険点数の問題で検査項目が限定されるため、代謝障害の原因を把握し究明することができないからです。
クリニックハイジーアでは、がん患者さまの体内環境を判断するために詳細な生化学検査と特殊検査を行って、がん細胞を増殖させた複雑な生体メカニズムを解析することが、がんを根本から治療するための第一歩と考えています。
このように、がんを増殖させた原因から治療することで、再発や転移した場合でも積極的な治療をすることが可能となるのです。
がんのメカニズムを理解し、ご自分のがんを十分に理解することができれば、がんはそれほど恐ろしい病気ではないことが分かってきます。
そして、希望を持って治療ができるようになるのです。

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