院長紹介
クリニックハイジーア 院長 矢崎智子
Tomoko YAZAKI M.D.
1994年杏林大学医学部卒。杏林大学医学部付属病院、栃木県足利赤十字病院等にて、主に周産期・不妊症・婦人科内分泌疾患治療に携わる。
幼少の頃より、先祖代代漢方医である父の下で東洋医学を学ぶ。2005年9月クリニックハイジーアを開設。抗がん剤に頼らずにがんを根本から治療する独自の統合医療を実践している。
日本産科婦人科学会専門医 日本東洋医学会 日本内分泌学会、International Hormone Society、Bio-identical Hormone Society 会員
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HYGEIAの由来
ハイジーア Hygeia , ヒュギエイア Hygieia
ギリシャ神話の医神・アスクレピオスの娘であり、古代ギリシャにおいてアスクレピオスとともに民の信仰をあつめた、健康の女神。治療に使うヘビを養育する役割を持っていたため、ヘビの巻きついた杯がヒュギエイアのシンボルとなっている。
アンドルー・ワイル著、上野圭一訳 『癒す心、治る力』(角川文庫) ‘はじめに’より抜粋
~(略)~
それにしても現代医学は、いまや先進諸国の経済の重荷となり、また途上国に住む多数の人びとの手の届かない高価なものになってしまった。多くの国では政治家たちが、歴史をつうじて行われてきた医療の本質そのものにまつわる哲学的な論議に耳を傾けることもなく、いたずらに医療費の捻出法について政治論争を重ねている。医師たちは健康の維持にはなんらかの外部からの介入が必要だとかたくなに信じこみ、一方、自然回帰派の代弁者たちは自然の法則に調和した生きかたからこそ健康が得られると主張してやまない。古代ギリシャ時代、医師たちは「医神」アスクレピオスの庇護のもとで仕事をしていた。しかし、ヒーラーたちはアスクレピオスの娘にして輝くばかりの美しさで名高い「健康神」ヒュギエイアに仕えていた。思想家で医事評論家でもあるルネ・デュポスはこう書いている。
ヒュギエイアを信じる者にとって、健康とはものごとの自然な秩序のことであり、自己の生命を賢く制御した人にあたえられる無条件の属性である。彼らによれば、医学のもっとも重要な機能は、人に「健全な身体に宿る健全な精神」を保証してくれる自然の法則を発見し、それを人びとに教えることである。彼らよりも懐疑的、もしくは世俗的な意味で分別のあるアスクレピオスの信奉者は、医師の主要な役割は病気の治療であり、誕生や生にまつわる偶然が引き起こすなんらかの欠陥をただすことによって健康を回復させることであると信じていた。
医療費の捻出法についての政治論争は大部分がアスクレピオスの信奉者のあいだで起こっている。そこでは医学の本質や、医学にたいする人びとの期待についての議論もないままに、医師のテクノロジー依存に起因する法外に高騰した医療費をだれが負担するのかという議論に終始している。ヒュギエイアを信奉してやまないわたしとしては、医学の未来にかんするいかなる議論にもヒュギエイア派の視点から口をさしはさむことにしたい。
(略)

